狸寝入り

【漢字】狸寝入り【読み】たぬきねいり【意味】寝たフリをしている様子。【例文1】バスの中で狸寝入りする。【例文2】疲れて狸寝入りをする。【例文3】口うるさくて狸寝入りをする。 狸寝入りをテーマにした記事 狸寝入りで見ていた深夜番組 幼い頃我が家…

他人行儀

【漢字】他人行儀【読み】たにんぎょうぎ【意味】親しい間柄なのによそよそしい態度を取る。【例文1】他人行儀だな。言ってくれれば貸してやったのに。【例文2】おいおい他人行儀な言い方はよせよ。 【例文3】申し訳けなくて他人行儀な態度を取る。 他人…

棚に上げる

【漢字】棚に上げる【読み】たなにあげる【意味】自分の言動はさて置き、他人にはあれこれ指図する。【例文1】自分の事は棚に上げて説教をする。【例文2】自分の事は棚に上げて悪口を言う。【例文3】自分の事は棚に上げて命令する。 棚に上げるをテーマに…

立て板に水

【漢字】立て板に水【読み】たていたにみず【意味】立て続けによく喋る様子。【例文1】井戸端会議で立て板に水だ。【例文2】ママ友のランチ会は立て板に水だ。【例文3】よくもまぁ話題が立て板に水だ。 立て板に水をテーマにした記事 立て板に水状態 私は…

盾(楯)に取る

【漢字】盾(楯)に取る【読み】たてにとる【意味】理由にする。口実にする。【例文1】強盗犯が人質を盾に取って身代金を強要する。【例文2】社長の座を盾に取って経費で豪遊する。【例文3】持病を盾に取って欠席する。 盾(楯)に取るをテーマにした記事…

手綱を締める

【漢字】手綱を締める【読み】たづなをしめる【意味】勝手な言動を取らないように制御する。【例文1】生徒の行動に手綱を締める。【例文2】自分勝手な言動に手綱を締める。【例文3】GPSで手綱を締める。 手綱を締めるをテーマにした記事 手綱を締める …

蓼食う虫も好き好き

【漢字】蓼食う虫も好き好き【読み】たでくうむしもすきずき【意味】苦いタデを好む虫がいるように、人の好みは様々である。【例文1】こんなグロいのが好きなの?蓼食う虫も好き好きだよね。【例文2】蓼食う虫も好き好きでB専だ。【例文3】変わり者で蓼食…

立つ鳥跡を濁さず

【漢字】立つ鳥跡を濁さず【読み】たつとりあとをにごさず【意味】水鳥が飛び立った跡は濁ることなく澄んだままの様子から、立ち去る時は見苦しくないように綺麗にしておくべきだという教え。【例文1】お世話になった感謝の気持ちを表すため、立つ鳥跡を濁…

棚からぼた餅

【漢字】棚からぼた餅【読み】たなからぼたもち【意味】神棚からぼた餅が落ちたところ運良く口の中に入ったというたとえから、思いがけない幸運が巡って来る。【例文1】一人寂しく飲んでいたら相席に美女が来た。意気投合してこれこそ棚からぼた餅だ。【例…

盾(楯)を突く

【漢字】盾(楯)を突く【読み】たてをつく【意味】文句を言って反論する。反抗する。【例文1】親に盾を突く。【例文2】先輩に盾を突く。【例文3】子どもが盾を突く。 盾(楯)を突くをテーマにした記事 若いうちは盾を突きやすい 「親に盾つく」という言…

脱兎のごとく

【漢字】脱兎のごとく【読み】だっとのごとく【意味】逃げる兎のように、とても速い動きをいう。【例文1】学校から帰宅すると、宿題もせずに脱兎のごとく遊びに出た。【例文2】脱兎のごとく万引き犯が逃げた。【例文3】ゴキブリが脱兎のごとく逃げた。 脱…

太刀打ちできない

【漢字】太刀打ちできない【読み】たちうちできない【意味】力の差が大きく競争相手にもならない。【例文1】彼女の学力には誰も太刀打ちできない。【例文2】まだまだ父のようには太刀打ちできない。【例文3】年収の差が太刀打ちできない。 太刀打ちできな…

立っている者は親でも使え

【漢字】立っている者は親でも使え【読み】たっているものはおやでもつかえ【意味】急ぐ時、そこに立っている人が親でも遠慮なく用事を頼む。【例文1】車に忘れ物をした。ちょうど母が出かけるので、立っている者は親でも使えでついでに持ってきてもらう。…

縦の物を横にもしない

【漢字】縦の物を横にもしない【読み】たてのものをよこにもしない【意味】本来の姿を直そうともしない面倒くさり屋。【例文1】彼は怠け者で、縦の物を横にもしない。【例文2】縦の物を横にもしないで服は脱ぎっぱなし。【例文3】縦の物を横にもしないか…

立つ瀬がない

【漢字】立つ瀬がない【読み】たつせがない【意味】自分の立場がない。【例文1】経験者よりも初心者が先に出来て立つ瀬がない。【例文2】部下に指摘され立つ瀬がない。【例文3】年下が出世して立つ瀬がない。 立つ瀬がないをテーマにした記事 立つ瀬がな…

立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花

【漢字】立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花【読み】たてばしゃくやくすわればぼたんあるくすがたはゆりのはな【意味】綺麗な女性の容姿や振る舞いを花に見立てて表す言葉。【例文1】立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花でひと際目立つ。【例文2】振…

伊達の薄着

【漢字】伊達の薄着【読み】だてのうすぎ【意味】着膨れした格好を嫌がり、寒い時も我慢して薄着でいる。【例文1】女性はファッションのためなら伊達の薄着もへっちゃら。【例文2】スリムに見せたいので伊達の薄着で我慢する。【例文3】太って見えるから…

駄々をこねる

【漢字】駄々をこねる【読み】だだをこねる【意味】子どもが親に無理を言って困らせる様子。【例文1】これが欲しいと子どもみたいに駄々をこねる。【例文2】子どもが駄々をこねると対処に困る。【例文3】泣いて駄々をこねる。 駄々をこねるをテーマにした…

蛇足

【漢字】蛇足【読み】だそく【意味】蛇の絵に足はいらないことから、不要なもの。付け加える必要がない。【例文1】彼女は帰国子女なので、通訳は蛇足。【例文2】最近の車は蛇足機能が多い。【例文3】スマホのアプリのおかげで蛇足が増えた。 蛇足をテーマ…

畳の上の水練

【漢字】畳の上の水練【読み】たたみのうえのすいれん【意味】畳の上で水泳の練習をしても状況が違うため泳げないことから、知識を知っていても実践しないと役に立たない。【例文1】料理教室に通っているのならば作ってくれよ。畳の上の水練じゃないか。【…

叩けばほこりが出る

【漢字】叩けばほこりが出る【読み】たたけばほこりがでる【意味】細かく調べたり、追いつめれば悪事が次々と出てくる。【例文1】叩けばほこりがまだまだ出ると犯人を問い詰める。【例文2】叩けばほこりが出ると余罪を調べる。【例文3】初犯ではないはず…

叩けよ、さらば開かれん

【漢字】叩けよ、さらば開かれん【読み】たたけよ、さらばひらかれん【意味】聖書の言葉。先に進まなければ、迷っていては道は切り開かれない。つまり、自分が信じた道を突き進めばおのずと道は開かれるという意味。【例文1】叩けよ、さらば開かれんと言う…

ただより高いものはない

【漢字】ただより高いものはない【読み】ただよりたかいものはない【意味】ただで物をもらうとお礼代がかさんで、かえって高くつく。【例文1】友人から車を譲ってもらったが、修理代がかさみ、ただより高いものはない。【例文2】昼食込みのセミナーなんて…

他山の石

【漢字】他山の石【読み】たざんのいし【意味】他人の失敗は自分を向上させるのに役に立つ。【例文1】事業拡張の失敗を他山の石とする。【例文2】他山の石を教訓とする。【例文3】他山の石からヒントを得る。 他山の石をテーマにした記事 他人の失敗も他…

多事多難

【漢字】多事多難【読み】たじたなん【意味】事件や災難が多い。【例文1】多事多難だったね。お祓いに行った方がいいよ。【例文2】会社倒産に追い込まれ多事多難だ。【例文3】治安が悪く多事多難だ。 多事多難をテーマにした記事 多事多難な人生 多事多難…

出しに使う

【漢字】出しに使う【読み】だしにつかう【意味】他人を利用して利益を得る。【例文1】子どもを出しに使い芸能人のサインをもらう。【例文2】同期を出しに使って出世する。【例文3】卑怯な手口で出しに使う。 出しに使うをテーマにした記事 誰かを出しに…

多勢に無勢

【漢字】多勢に無勢【読み】たぜいにぶぜい【意味】大勢いるため少人数では勝ち目がない。【例文1】卒業旅行は海外に決まった。多数決で多勢に無勢だ。【例文2】おばちゃん達の意見は勢いあってまさに多勢に無勢だ。【例文3】彼女には信頼・人脈があり多…

竹を割ったよう

【漢字】竹を割ったよう【読み】たけをわったよう【意味】竹は曲がることなく一直線に割れることから、曲がった事はしない、まっすぐでサッパリした性格。【例文1】彼女は竹を割ったような性格で男女ともに友達が多い。【例文2】伴侶にするなら竹を割った…

多芸は無芸

【漢字】多芸は無芸【読み】たげいはむげい【意味】多くの芸を持とうとすると、どれも中途半端で無芸に等くなるもの。【例文1】多芸は無芸だから、ひとつに絞って技術を高める。【例文2】多芸は無芸をもう一度極めなおす。【例文3】飽きやすく多芸は無芸…

多岐亡羊

【漢字】多岐亡羊【読み】たきぼうよう【意味】逃げた羊を追いかけたが、分かれ道が多くどっちに行こうか迷うことから、進路が多すぎて悩む。【例文1】多岐亡羊だが、好奇心旺盛でなんでもこなす。【例文2】どの分野にも視野が広がるようにあえて多岐亡羊…